子供から年配の方と、幅広く愛されているサツマイモ。
秋にはホックホクな焼き芋が食べたくなりますよね~
その他にも、スイートポテトにしたり豚汁に入れてもおいしい!
そんなサツマイモですが、連作障害もなく同じ場所で続けて作ることができるので、家庭菜園初心者のあなたも簡単に作れますよ~
今から、サツマイモの育て方のコツを
- 栽培時期
- 苗の選び方
- 土作り
- 植え付け方
- 植え付け~収穫までの作業のポイント
にわけてわかりやすく説明していきたいと思います!
ぜひ、あなたもサツマイモづくりに挑戦してみましょう★
サツマイモの栽培の特徴
栽培難易度★☆☆☆☆
サツマイモはヒルガオ科の熱帯原産の野菜です。
高温や乾燥にとても強く土質を選ばないので連作障害もなく、初心者でも簡単に作ることができます。
サツマイモには、ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・食物繊維と栄養価が豊富です。
焼き芋はもちろん、豚汁、天ぷら、 大学芋、スイーツポテトとレシピのバリエーションも多いので、毎年収穫が楽しみですね^^
サツマイモの栽培時期
サツマイモの栽培時期は、次の栽培カレンダーを参考にしてください。

植え付け時期
植え付け時期は、一般的に5月の中旬~6月の中旬ですが、
- 寒冷地・・・5月下旬~6月中旬
- 温暖地・・・4月の下旬~6月中旬
と植え付けが可能です。
ただ、サツマイモは寒さに弱いので、地温が十分に上がってから植え付けましょう。
生育の温度も25~30℃と高いので、私はいつも5月下旬~6月上旬に植え付けしていますよ^^
収穫時期
一般的な収穫時期は10月~11月で、霜の降りる前の晴天日に掘り上げます。
ただ、寒冷地は霜が降りるのが早いので、収穫時期は9月~10月上旬と早くなります。
また、温暖地でも早く植え付けた場合、9月上旬から収穫可能です。
あまり長く掘らずにいると、イモが大きくなりすぎて裂けてしまうことがあるので、植え付けて4ヶ月したら試しに掘ってみましょう^^
サツマイモの土作りと苗の選び方
サツマイモは、種芋から伸びたつるを切って苗として植え付けます。
前年に収穫したイモを種芋としても使えますが、種苗店やホームセンター・ネット等で4月下旬から苗が販売されています。
種芋から栽培するのは手間がかかるので、あなたが初心者の場合は、苗を買って植え付けてるのがオススメです!
土作り
- 植え付けの2週間前に、1㎡あたり堆肥0.5kgと化成肥料40gをまき、深さ30cmくらいまで良く耕しておきます。
- 幅30cm、高さ20cmの高畝を作ります。
- 畝ができたら、黒マルチを敷きます。マルチには、地温の上昇や土の乾燥、雑草の発生を抑える効果があります。
- サツマイモは酸性土壌を好むので、石灰を施す必要はありません。
- また、チッ素肥料が多すぎると、つるボケになり葉ばかり茂って、イモが太らなくなります。なので、元肥は控えめに入れてください。
- もし、前作の肥料が残っている場合は、元肥は入れなくても構いません。
苗の選び方
サツマイモの良い苗の選び方ですが、
茎が太くて、節の間が伸びすぎず、葉の色が濃くて厚みのあるものを選びます。
節が7~8、葉が5~7枚ついていて、長さが25~30cmあると良いでしょう。
苗を買ってきてすぐに植え付けられない場合は、浅く水を張ったバケツに浸けて日陰においておきましょう。1週間くらいは大丈夫です。
根出しの仕方
「根出し」とは、挿し苗(つる)を一度乾燥させて再び水に浸けることで、親つるから離れたことを自覚して発根させる方法です。
苗を買ってきてそのまま植え付けても良いのですが、活着率が悪く枯れてしまうことも多いので、私は必ず「根出し」を行ってから植え付けるようにしています。
- 2~3日間、買ってきたサツマイモの挿し苗を日陰でしおれるまで放置します。
- 植え付けの前日にバケツなどに張った水に浸けて吸水させましょう。
サツマイモの栽培方法と育て方のポイント
植え付け方法
サツマイモの植え付け方法には、「水平植え」「船底植え」「斜め植え」「垂直植え」などがありますが、初心者の方におすすめな植え方は「水平植え」です。
「水平植え」は畝と平行に植える方法です。植え方がとても簡単で、収穫量も多く大きさも揃いやすい利点があります。
苗は30cm間隔で、畝の中央に1列で植えていきます。
- まず、マルチにカッター等で株間30cmごとに切り込みをいれ、深さ3cm・長さ10cm程の植え穴を掘ります。
- 次に、植え穴の底に寝かせるように苗を置き、土をかぶせ軽く押さえます。このとき、3~4節が土に埋まるように植え、葉は埋めないようにすべて地上に出しておく。
- 土が乾いているようであれば、水をたっぷりまいておく。
- 植え付け後に水をやり、不織布(ふしょくふ)を2~3日かぶせておくと、根の活着がいいですよ!
- もし、枯れてしまった場合は、生育の良い株からつる先を切り取って植え直すことができます。
水やり
挿し苗を植え付け後、根が活着するまで約1週間は毎日水をやってください。
根づいて生育が活発になったら、自然に降る雨だけで十分です。
サツマイモはメキシコ原産野菜なので、乾燥しているくらいがちょうどいいです。逆に水をやりすぎると疫病にかかることがあるので、注意しましょう。
追肥
サツマイモは、元肥だけで十分育つので追肥を行う必要はありません。
もし、生育中に葉が黄色っぽくなり成長が思わしくないようであれば、チッ素の少ない化成肥料を株の周りに軽くパラパラっとまいてあげましょう。
カリ成分の多い肥料を与えると、イモが大きくなりますよ~
でも、やりすぎはつるボケするので注意してくださいね!
つる返し
「つる返し」とは、つるがたくさん伸びてきた頃に行う作業です。
地面についたつるの節から根が発根し、地表に根付き養分が分散されてイモの育ちが悪くなるため、地表に根づいた根をはがし取り、地面につかないようにつるの上に返します。
ただ近年では、「つる返しをやらないほうが良い」との意見が多くなってきています。
理由は、「側枝が多くなり、かえってイモの育ちが悪くなる」からです。
私も現在は「つる返し」は行っていません。
やっていた頃に比べて特別、収穫量が減った感じはしませんし、つる返しをしなくて良い分楽になりましたよ^^
サツマイモの収穫と保存
収穫方法
サツマイモの収穫は、約4ヶ月で収穫できます。イモが大きくなりすぎると、色や形が悪くなるので頃合いを見て試し堀りをしてみましょう。
収穫後はイモを乾かす必要があるので、天気の良い午前中に掘るのがベストです!
- まず、鎌(かま)などでつるの根元から切り取り、茎や葉を片付けます。
- 次に、マルチをはぎ、イモに傷をつけないように根元から少し離れて掘り上げていきます。
- 周りを軽くほったら、つるをつかんで引っ張ると芋づる式にサツマイモが収穫できます。
- 霜にあたると長く保存ができなくなるので、どんなに遅くても霜の降る前には収穫してください。
- 晴天が何日か続いたあとに収穫したほうが、掘る土が軽くて収穫がしやすいです。
収穫後の保存方法
サツマイモは、収穫してすぐはデンプンであるため甘くありません。1~2週間保存することでデンプンが糖に変わり、甘くなります。
上手に保存することで、1年間サツマイモを楽しむことができますよ^^
- サツマイモを収穫したあとは、掘ったうねの上に並べて午後いっぱい乾かします。
- 乾かしたあとは、軍手はめた手で優しくイモの周りの土を落としましょう。
- 土を落としたら、新聞紙にくるんでダンボールに保存します。
- サツマイモは、湿気に弱いので十分に乾かしてから保存しましょう。
- 低温で糖化が進むと腐ってしまうので、冷蔵庫での保存はやめましょう。
- 15℃以上での保存は、発芽してしまうので涼しい場所で保存しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
サツマイモは、植え付けと収穫以外はほったらかしで栽培できるので、家庭菜園が初心者のあなたでも簡単に作れますよ!
ぜひ、今年はホクっホクの焼き芋を堪能してみてください♪
- 植え付け時期・・・一般的に5月の中旬~6月の中旬。
- 良い苗の選び方・・・節が7~8、葉が5~7枚ついていて、長さが25~30cmあるものを選ぶ。
- 植え付け方・・・根出しを行い「水平植え」をする。
- その他の管理・・・水やり・追肥・つる返しはする必要はない。
- 収穫時期・・・10月~11月で、霜の降りる前の晴天日に掘り上げる。
- 保存方法・・・収穫後イモを乾かしてから、新聞紙に1つずつくるんでダンボールに保存する。